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FCソウルvsFC東京 親善試合

エフシーソウルタイエフシートウキョウシンゼンジアイ / FC서울vsFC도쿄 친선시함
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ソウルVS東京!韓日首都対決を制すのはどっちだ!?
2006年8月5日、ソウルワールドカップ競技場にて「FCソウルvsFC東京」の韓日親善試合が行われました。両市は1988年から姉妹都市としてスポーツだけでなく文化、教育、経済など多方面の交流を行っています。

今回はソウル市とFCソウル主催のもと、ソウル市民とともに応援する祭典として、念願の親善試合が実現されることとなりました。

ドイツW杯の熱狂から早1ヶ月以上が過ぎましたが、なんと6万人以上の観衆がスタジアムを埋めつくしました。両国首都のプライドをかけた闘い。大観衆が湧きに湧いた、真夏の夜の祭典をコネストがリポートします!
チーム紹介
FCソウル
1983年結成。本拠地ソウル。2005年Kリーグ1試合最多観衆記録と、1シーズン最多観衆記録を更新。過去3度もKリーグ(韓国のプロサッカーリーグ)を制覇し、現在(2006年)も首位を独走中。成績、興行ともにKリーグ最高の名門チーム。
主力選手
パク・チュヨン(FW)
チョン・チョグッ(FW)
イ・ウリョン(MF)
          
イ・ミンソン(DF)
キム・ビョンジ(GK)
© FC SEOUL
VS
FC東京
前身は東京ガスフットボールクラブ(1935年創部)。首都東京最初のJリーグチームとして1998年にFC東京として誕生。本拠地東京都調布市。2004年にヤマザキナビスコカップで優勝したものの、2006年はJリーグ12位(18チーム中)とやや低迷。
主力選手
ルーカス(FW)
石川直宏(MF)
               
茂庭照幸(DF)
徳永悠平(DF)
土肥洋一(GK)
© F.C. TOKYO
暑い!熱い!試合前から熱狂の嵐☆
コネスト取材陣がスタジアムに到着したのが午後4時すぎ。試合は7時キックオフだというのに、スタジアム周辺には多くのサポーターで賑わっていました。この日のソウルの最高気温は32.9℃。

しかし体感温度はそれ以上で、立っているだけで汗が流れ落ちるほどの暑さです。そんな中、赤のユニフォームを着たFCソウルサポーターはもちろん、青のユニフォームに身を包んだFC東京サポーターの姿もチラホラ。
なんといってもファンのお目当てはFCソウル選手たちによるサイン会。会場はすでに長蛇の列。最前列に並んでいた女の子たちに聞くと、なんと朝7時半から来ているとのこと!選手たちが現れると、何とかその姿をカメラにおさえようと必死のファンたちで、場は騒然となります。お目当ての選手にプレゼントを渡したり、握手をしたり、はたまた感激で泣いてしまうファンもいたほど。さすがはKリーグきっての人気チームです!
日差し降り注ぐ中、

サイン会を待つ長蛇の列
日差し降り注ぐ中、
サイン会を待つ長蛇の列
談笑中のパク・チュヨン選手と

 ヒカルド選手
談笑中のパク・チュヨン選手と
ヒカルド選手
選手の写真を撮るのに

必死のファンたち
選手の写真を撮るのに
必死のファンたち
憧れの選手を前に

感涙するファンも
憧れの選手を前に
感涙するファンも
やっぱり一番人気の

 パク・チュヨン選手
やっぱり一番人気の
パク・チュヨン選手
最前列に並んでいた

女子中学生たち。

サインGET一番乗りだ!
最前列に並んでいた
女子中学生たち。
サインGET一番乗りだ!
「サムライサポーター」に突撃インタビュー!
興奮渦巻くサイン会場を後に、スタジアム内に潜入。試合開始2時間前だというのに、すでに両チームのサポーターがゴールネット裏に陣取っています。当然地元ソウルのサポーター数がダントツに多いんですが、日本から駆けつけたFC東京のサポーターたちも気合いでは負けていません!そこでコネストが突撃インタビュー!
中村さん(京在住・会社員)
ゴールネット裏最前列に陣取り、試合中も一番目立っていた10人ほどのグループがいました。個人の写真は恥ずかしいからとNGだったので応援風景を撮影。中村さん(広報係?)はサポーター歴4年で、日本代表の試合も含めて韓国には何度も来ているそうです。

FC東京の試合にはほぼすべて駆けつけている熱狂的サポーター。「わざわざ韓国まで負け試合を見に来たわけじゃない」と気合十分です。ズバリ結果予想は「3-0で東京の勝利!」
たちばなさん(東京在住・会社員)
「La galerna NAO」(スペイン語で強風、NAOは石川選手のこと)と書かれた幕が印象的だった、たちばなさん。今日はわざわざ休暇を取って、新婚の奥様と一緒に初来韓。J2時代から含めてサポーター歴はなんと8年。石川選手の魅力は?と訊くと「サイドで1対1で勝負するところ」との答え。スタジアムに通ううちに顔見知りになったサポーターたちとも話が弾んでいました。
試合直前☆
FCソウル選手の入場
FCソウル選手の入場
人気歌手マヤも熱唱
人気歌手マヤも熱唱
市長もユニフォーム姿で登場
市長もユニフォーム姿で登場
試合前の最終調整
試合前の最終調整
FC東京選手も登場
FC東京選手も登場
両チーム一緒に撮影
両チーム一緒に撮影
試合に先立ち、FCソウルの選手が一人ひとり紹介されながらの入場です。まだ練習の段階だというのに、選手が入場するたびに大歓声に沸くスタジアム。W杯の赤い悪魔を彷彿させるFCソウルサポーターも盛り上がります!

その後FCソウルのクラブソングを歌う人気歌手マヤのライブがあり、試合に向けて徐々にテンションが高まります。続いて、ユニフォーム姿のソウル市長オ・セフン氏による大会挨拶も行われ、いよいよ両チーム選手の入場です。ホームのFCソウルは赤と黒の縞模様、アウェーのFC東京は白のユニフォームで登場!

選手の入場とともにFC東京サイドでも何やら動きが。観客席後方から数十人のサポーターたちが楽器を鳴らし、応援ソングを歌いながら下りてきます。アウェーの試合ではお決まりなんだとか。両サポーターの激しい応援合戦が広げられます!
赤い悪魔&サムライブルーの再来?サポーター対決!
ソウル
VS
東京
いざ対決の時~キックオフ!
待ちに待ったキックオフ!記者自身もこんなに間近でサッカーを見たのは10年以上ぶり。思った以上に観客席とピッチの距離が近いので迫力満点!選手に手が届きそうなくらいで思わず大興奮。

しかーし!そんな矢先の前半2分。ディフェンスのミスであっさりFCソウルに先制点を許してしまいます。6万人の大観衆が喚起の渦!あまりのあっけなさにFC東京サイドは言葉を失います。その後は一進一退の攻防が続き、1-0とリードを許したまま前半を折り返します。
「さらば永遠のイーグル」 チェ・ヨンス選手引退式
ハーフタイムでは「永遠のイーグル(鷲)」ことチェ・ヨンス選手の引退セレモニーが行われました。Jリーグでも2001~2005年に活躍したため、日本でも知っている人も多いのでは?

Kリーグでも新人王・MVPを獲得、ワールドカップにも2回出場し、韓国最高のストライカーとうたわれた選手です。シーズン途中での引退を惜しむ声もありましたが、サポーターたちに見守られ最後の舞台を飾りました。
逆転なるか!?~後半~
後半に入り両チームともにシュートの嵐。決まったと思えばオフサイドだったり、ゴールキーパーのナイスセーブなど、惜しい場面が続きます。FC東京としても1点入れて追いつきたいところ。ところが!後半39分、スタミナの切れたFC東京ディフェンスのスキをついて、ドゥドゥ選手がこの日2得点目のゴール!2−0と点差が広がってしまいます。

この時間帯の追加点は致命的。もう試合は決まったなと思った観衆たちの中には、帰り支度を始める人まで・・・何とか一矢報いてほしい、FC東京!なのに、試合終了直前の後半44分、FCソウル、チョン・ジョグッ選手(FW)のダメ押しの3点目!結局そのまま3−0でFCソウルの圧勝に終わりました。
試合終了後 日本サポーターインタビュー
圧勝という結果に意気揚揚と帰っていくFCソウルサポーターたち。そんな中、残念そうなFC東京サポーターの姿を発見。何だか声をかけるもの忍びなかったんですが、意外にも気軽にインタビューに応じてくれました。
東京からお越しの仲良し5人組
スタジアムに通ううちに友達になったという5人組。なんと3年間全試合を観戦しているというツワモノまで!試合内容については「チャンスを生かせてない」など、やや厳しめの感想が。

誰のファンですか?と訊いたところ「ゴールキーパーの塩田くん!」「ルーキーの池上くん!」などなど、記者の知らない名前が出てきて戸惑ってしまいました・・・さすが全国津々浦々行ってるだけあります!
韓国のスタジアムの印象については「スタジアムがキレイで、ピッチが近くてとても見やすい」と上々。この後すぐにホテルに帰り、明日の朝イチで空港に向かうとのこと。まさにFC東京ひと筋!頭が下がります。お疲れ様でした~。
W杯は終わってもサッカーへの情熱は永遠に・・・
今回の親善試合は入場無料ということもあって、予想外に多くの人がスタジアムまで足を運んだのでは?しかし、韓国も日本と同様で、国家代表の試合では異様なほどの盛り上がりを見せるのに、国内リーグとなるとまるで関心が注がれないのが現実。

Kリーグ・Jリーグともに、今後どのように観衆にスタジアムまで足を運ばせるかが課題といえるでしょう。記者もそうですが、もともとサッカーに興味がなかったものの、いざスタジアムで観戦してみると仕事も忘れて試合に夢中になるほど!スタジアムだけでしか味わえない臨場感や一体感が、そこにはあるんですね。
また今回のように、サッカーがソウルと東京、ひいては韓国と日本の友好関係の大きな架け橋となる役割を担っていることも確かです。試合終了後に両チーム選手に温かい声援を送る、両サポーターの姿がほほえましく思えました。選手、サポーターが一丸となってこそ、サッカーなんですよね。

取材ですっかり日焼けしてしまった記者ですが、疲れも忘れて妙にすがすがしい気持ちでスタジアムを後にしました。これがサッカーの魅力なのかも?ワールドカップは終わっても、サッカーへの情熱は絶やさずに!と願うばかりです。
  最終更新日:06.08.09
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