盤浦洞の「ソガウォン」というキムパッ店に一度入って、その豪華さのファンになった私は「自宅(ソウル西部)」にもう少し近い支店はないかと探してみました。
キムパッチェーンは支店によるアタリ店とイマイチ店の差が大きいのですが、自分の住む区の支店はどうもイマイチでした。そこで、明洞・新世界百貨店前にあるらしき支店を訪問。
「会賢ウリ銀行本店支店」という名前と「ウリラウンジ」という所在地から、何となくヤバい予感はしたのですが、「いや、地下1階なら、一般公開の『銀行史博物館』もあるし」と銀行ビルのエスカレーターをおりてみました。
ソガウォンの看板は見当たりません。潰れたのか?と思いつつ「ウリラウンジ」注文カウンターに行くと、具沢山なキムパッの写真パネルが出ています。
「百歳山菜ナムル」「百歳コンドゥレ」は無く
、キムパッ4種だけの扱いのようです。「太平洋ツナキムパッ」を注文。
想像以上に「モダンな社員食堂、または企業のロビー」的な雰囲気です。「先客が全てオジさん」という店には鍾路・楽園洞などで何度か入りましたが、ここは「先客が全て銀行員風のオジさん」です。
出てきた「太平洋ツナキムパッ」は、端のシッポの飛び出しこそ控えめでしたが、ものすごい直径&ギッシリぶりでした。しかも、よく考えると、今まで訪ねた2支店(確か4000ウォンでした)よりも安い「3500ウォン」です。
大変なアウェー感というか場違い感こそ感じますが、オフィス風の2人掛けソファは快適でしたし、私が当地で食べた3500Wのキムパッ中で最も充実した内容といえる「太平洋ツナキムパッ」は、噛み疲れるほどの豪華さでした。
銀行の昼休み時間には混みそうですが、ドリンクや手頃価格のサンドイッチなどもあったので、空いている時間に少人数でヒッソリ行くのに良いかもしれません。
※部外者利用不可ではと危惧したのですが、レジに「ウリ銀行職員の方はここにタグをあてて下さい」という端末機があったので、「職員でない方」の利用も想定されている?という事で、お店登録してみます。