日曜の午後3時過ぎ、地下鉄5号線「孔徳」と「麻浦」両駅の間くらいを歩いていたとき「ソガウォン」というロゴが目にとまりました。
以前、旧盤浦で入った「具沢山系の中でもひときわ豪華な、野菜ギッシリのキムパッ」の店です。私の住む区にも進出したか!と、他店での遅い昼食予定を変更して即刻入店。
・・・が、張り切って入ったものの、店の雰囲気は「営業時間前の、まだ閉まっているチキン屋」です。電気がほとんど消えており、机やイスが一部片付けられています
「え、営業してますか?」と初老店員女史に訊くと「キムパッとお弁当はできますよ」との回答。
どうも、ここのソガウォンは、チキン店、弁当店「オボンドシラク(ソガウォンと同じ会社が経営)」と共同売場のようです。そして、オフィス街の店なので、週末のソガウォンメニューはマンドゥや麺類なしで「キムパッ」のみとのこと。
暗い店内で「この厨房から、ホントにキムパッが出てくるのか?」と危惧しつつ「チャムチキムパッ(ツナ。4000W)と、トンセウキムパッ(4300W)」と注文すると、「え~と、何とトンセウですか?」と店員女史。どうやら、「太平洋チャムチ」と正式名を呼ばないと注文が通らないようです。
待つ事10分弱で、箱詰め(本当は店内で食べたかったのですが、とてもイートインの雰囲気ではなく)の2品が出てきました。店のロゴ入りビニール袋が再利用された感じのヨレヨレなのも不安感を誘います。
箸2膳を付けてくれようとしたので「箸は無しでいいです」と断わり、箸のそばにあったキムチ&白タクアンを「これも付くんですか」と訊いたら、「ホントは付かないんですが、どうぞ」と言って入れてくれました。
帰宅後に箱を開けてみると、旧盤浦店よりも「端のシッポ」に勢いが足りないような・・・キムパッチェーンは支店により味の差がありますが、まあ、孔徳店の場合、勤め人客の来る平日は元気なのかもしれません。
味自体は悪くありませんでした。そして、キムチが業務用の不味い白菜キムチでなく、大根葉のような「ヨルムキムチ(わりと美味)」だったのも高ポイントです。
なお、この「ソガウォン」、同じく麻浦区の「合井メセナポリス」に出店予定のようです。オープンしたら、ここも試してみたいと思ったのでした。