ソウル郊外の楊平郡に「玉泉冷麺」「黄海○○食堂」という店が密集する一角があります。3年ほど前に「噂の玉泉冷麺(そんなに噂を聞いた事はないですが
)」
http://comm.konest.com/ediary/E08/2855
とコネストでも紹介されていた「玉泉冷麺マウル」です。
上記の記事に「黄海食堂分店」と写真が出ている「玉泉冷麺黄海食堂」に入ってみました。車で行く場合、楊平→ソウル間の道路から見える場所にあり、いちばん入りやすい店です。
午前11時半前ですが、広い店内は半分以上の入りです。
冷麺店なのに「ワンジャ(豆腐と卵がつなぎの挽肉ハンバーグ)16000ウォン」がメニューの一番上に掲載されています。
水冷麺(8000ウォン)2つと、「ワンジャ+ピョニュッ(冷たい肉の薄切り)セット(これも16000ウォン)」を注文。
「ワンジャ+ピョニュッ」は注文後2分ほどで出てきました。大根漬けと醤油、小エビ塩辛ソース付きです。ワンジャは、挽肉ジョンの豪華版という感じで、食べ応えがあります。ピョニュッは、脂身多めに見えますが、脂ぎってはおらず、あっさりした美味でした。
さて、冷麺です。スパゲティほどの太さで、一見さほど美味しそうに見えませんが、適度の歯応えがあって、良い感じです。スープは、細かい氷が浮かんでいるものの、過度に冷たくはなく、酸味はない(わずかに甘味があるものの、くどくはない)クリアな風味と色で、完飲してしまうおいしさです。
4個出てきたワンジャのうち2個を持ち帰ることにしました。
席のそばに透明と黒のビニール袋がさがっているので、同行者と「これで持ち帰るのかな」「いや、でも『靴袋』って書いてあるし」と悩んだあと、店の人に「あの~、このワンジャ、持ち帰りたいのですが」と言ってみたところ、店の人は「ああ、はい」と透明袋にワンジャを入れ、黒袋に詰めて「どうぞ」と渡してくれました。いえ、袋を再利用している様子はないので、靴を入れてもワンジャを入れても問題無しだとは思いますが・・・。
楊平というと「ヘジャンクッ」が有名な気がしますが、この冷麺マウル近くに行かれる機会には、冷麺+ワンジャも一度お試し下さいね。