地下鉄6号線「麻浦区庁」駅2番出口近くに出た「63ビル『百里香』出身厨房長 スブ」という立て看板に、この店はどこにあるのだろう?と思いつつ通り過ぎること数年。
潰れる様子もなく営業を続けているようなので、看板のあるビルに入ってみました。
平日の1時過ぎですが、また、外からは営業しているのかよく分からない外観ですが、1階にあるその店には複数の客がいました。厨房内では黒服の料理人が寡黙に作業中です。
先客たちはスープ麺(『白チャンポン(6000ウォン)』と判明)や、炒飯を食べています。スープ麺に丸ごとの赤唐辛子が浮いているのを見た私は恐れをなし、「八珍水炒麵(8000ウォン)」を注文。
タクアンとザーサイを食べつつ待つ事7~8分で出てきた炒麺には、やはり丸ごとの赤唐辛子が潜んでいます。コワい予感がして麵を発掘してみると、10本以上出てきました
すぐに除去したにもかかわらず、麵からは旨みと共にジワジワと辛さが伝わってきます。不味いわけではなく、料理自体は美味しいので、頑張って完食しましたが、辛い物が苦手な者には試練な風味です
10人ほどの団体が食べていた酢豚(たぶん)は、黒に近い焦茶色のソースがかかっていて、何かとても美味しそうでした。一人入店なので注文を断念しましたが、どうも「白チャンポン」とこの酢豚が「スブ」の名物のような気がしました。