きのう(29日・火)の昼、光化門Dタワーの「シビョルリ by サリウォン」という店に行ってみました。午後1時半過ぎで、店内の客は数組です。マネージャー風の中年女性が、丁重に案内してくれました。
店の前に貼られた漫画「食客」のセリフや、外国語併記の「沙里院プルコギの由来」プレートを見るに、プルコギ店のようです。が、一人なので、カルビタンやユッケジャンなどの「食事」メニューのページを開き、「水冷麺(9000ウォン。肉類注文時は割引あり)」を注文。
メニュー表紙の「故郷の駅 沙里院では、母が待っている」という雰囲気の詩を読みつつ、待つこと7~8分。大根葉キムチと共に、冷麺が来ました。ゆで卵、牛肉(霜降りっぽい外観)ひと切れ、梨、塩揉みの薄切りキュウリ&大根が載っています。麺は薄茶色、スープは透明感があり、シンプルで美しい姿です。←思わず、店の人が麺を切る前に「あ、ちょっと待って下さい」と1枚撮影
麺はポツポツした適度な弾力があり、スープは上品ながら複雑なアッサリ味(温度も、適度な冷たさ)で、美味でした。酢やカラシは使わず完食。
箸・スプーンは普通のステンレスですが、器は、スプーンが当たると「ちーん」と音がしたこと、非常に重かったことから、真鍮製と思われます。
ところで、「サリウォン(沙里院)」は北朝鮮・黄海道の地名なので、「平壌冷麺」「平安道マンドゥ」などと同様、同名店が韓国のあちこちにあります。Dタワーのこの店は、ホームページを見る限り、COEXモールなどにあるサリウォン
http://comm.konest.com/forumd/14866
と同じグループのようです。