きょう、ソウルスクエアの地階で、何かの葉に包まれた料理の写真を見かけました。中東の「米&肉のブドウ葉巻き」や、日本の「柿の葉寿司」を連想しましたが、「쌈도락(サムドラク)」という名前を見るに、お弁当風の韓国料理店のようです。 入口前の写真によると、葉の中に入っているのは米飯で、定食3種(各6900ウォン)が強力推薦メニューとのこと。とりあえず入ってみました。
店内には先客が1組います。 定食3種類は、付け合わせがそれぞれ「鶏プルコギ」「辛くないプルコギ」「辛いプルコギ」のようです。辛くないプルコギ付きの「サムドラク(だったと思う)」を注文し、呼び出しブザーを持って着席。1~2分でブザーが鳴りました。「ファストフード」と謳う通り、迅速です。
金属製でない箸、スープに浮かんだカマボコ状の薄い物体、サラダにかかった醤油ベースの甘くないドレッシング、プルコギ横の味噌のような何か・・・全体的に「和食弁当」な雰囲気です。でも、ゴマ入りのご飯が酢飯でないので、韓食なのでしょう。とにかく、ソウルの超・中心部で食べる6900ウォンのセットとしては満足な内容です。
午前11時少し過ぎに食べ終えたのですが、客が殆どいないのに厨房が忙しそうです。かかってきた電話に「○○セット10個、××セット5個ですね」などと出ていたので、テイクアウトの予約注文が多いと思われます。ソウル駅前という一等地にありながら「休業日:土日祝」なのも、会社員がメイン顧客だからでしょう。
この「サムドラク」はチェーン店のようで、そういえばデジタルメディアシティーのMBC新社屋レストラン街や合井メセナポリスでも見た気がします。ちなみに、いまホームページで支店リストを見たら、ソウル市内にしか店舗がないのに全国地図が・・・非常に野心的な会社のようです