友人からオススメのロシア料理店があると聞き、連れて行ってもらったのがこちら「GOSTINIY DVOR」でした。

店内に一歩踏み入れるとそこはロシア。
店員さんもロシア人、お客さんもロシア風。
店員さんは２人いらっしゃってどちらも韓国語ができそうなのですが、ちょっと年配の方は終始、ロシア語で話しかけてきました(私たち、誰も聞き取れず…笑)

メニューはロシア語/韓国語、ロシア語/英語の２種類ありましたが、説明見ても結局よくわからないので、友人の知り合いのロシア人からあらかじめオススメを聞いておいて、それを中心に注文。
ビーフストロガノフやボルシチなど、ロシア料理らしいものなどをいただきました。

また、ビールは５種類あり、度数が4.8％～8％までとなかなかハード。
飲兵衛な私たちは、全ての種類を制覇してきました～。

結構お腹いっぱいに飲み食いして、１人２万ウォン程度(８人で行きました)。
色々な料理を楽しむには、数人で行ってシェアするのがリーズナブルかもしれないです！

「東廟前」駅近くで友人と昼間からホルモン焼きとマッコリの後、もう少し飲もうということで東大門歴史文化公園駅7番出口方面に向かいました。ロシア・中央アジア料理店の多いエリアです。

ロシア語でГостиный Двор、英語でCafe GOSTINIY DVORと看板の出た建物の2階（1階はロシア雑貨店）に上がると、若い韓国人女性グループ1組、店の関係者らしきロシア人女性（たぶん）と韓国人男性が着席しています。カウンター内にいる女性も、少なくとも韓国人ではない容貌です。

「入店しても歓迎の気配を感じない」「決してサービスが良くはない（横柄とか険悪とかいうわけではありません）」「ロシア語で話しかけても特に愛想が向上するわけではない」という接客は、非常に本場風です。ロシア旅行リピーターや、ロシア生活経験者なら、この低温さに懐かしさを感じるでしょう。

メニューは露・英・韓の3ヶ国語です。「飲み」がメインということで、酒類のページを開いてみました。ロシアビール「バルティカ」が5000ウォン。アルメニアコニャック「アララト」が50mlで6000ウォン。ビールがメニュー写真とは異なり、缶タイプであることを考慮しても、わりと安めです。

クレープ風のパンケーキ「ブリヌイ（6000ウォン。蜂蜜、ジャム、スメタナ味のうち、スメタナを選択）」、ジャガイモ・キュウリのピクルス・人参などの角切りサラダ「オリビエ（6000ウォン）」、 黒パン（1000ウォン）、バルティカ（味や度数によって番号が付いているので、度数高めの9番）、コニャック50mlを注文。

ロシア語放送のテレビを見つつ、待つこと数分。パンケーキ、サラダともに、なかなか本格的な味でした。わりと作りたてな感触の黒パンも、適度に酸味があって良い感じです。9番より軽めの「バルティカ　3番」を追加して完食。

「カフェ」と名乗っていますが、ロシア風のカツレツや、餃子「ペリメニ」など、食事メニューもそれなりにあるようなので、再訪時にはこちらを試してみたいものです。