弘大入口駅の「3番、4番出口」は、改札を出てから長く歩くためか、他の出口に比べて繁華街から外れた感じがあるためか、人の出入りが少なめです。
が、その「3番出口」のすぐ前に「카페 꼼마(カフェ コンマ)」という建物があります。
店内左側の壁一面に本棚があるので、ブックカフェ
だろう・・・と思いつつ、何度か前を通り過ぎていたのですが、コネスト掲示板で、ここが「文学トンネ社」経営のカフェらしいと知り、12月下旬のある午後に行ってみました。
雪の日ですが、店内は非常に混んでいます。
韓国の飲食店には珍しく「おひとり様」の姿もわりと見られます。カップルや女性グループもそれなりにいますが、どのテーブルも静かです。もっとも、読書の場なので当然ですが。
レジ横にWi-Fiパスワードが書かれていて、ネットに励む若者もいました。
ドリンクは4000ウォン代後半~5000ウォン代、ケーキは5500ウォンぐらいからと少し高めですが、読書代(特に時間制限はないと思われます)込みと考えると手頃価格といえます。
「オリジナルティラミス(6000ウォン)」はケースに入っていたので、待たずに受け取れました。
これを1人用デスクに置いてから、本棚の本を選んで席に戻りました。
外から見たとき「棚のいちばん上の本が見たい時はどうするんだろう?」と思いましたが、どうやら備え付けの梯子を利用するようです。←ちょっとアニメに出てくる書庫っぽい感じです。地震がきたらコワいですが・・・。
この日は次の予定があったので長居できませんでしたが「席を取ったまま外出しないでください。30分放置の席は片付けます」という掲示があったので、ものすごく長居して外出・再入場を試みる客もいると思われます。
確かに、本は韓国語のものばかりで外国人には難しい面はあるものの、静かで快適、かつ、いるだけで何となく文化的な気分になれる場所です。ちなみに、店内の案内には「カフェコンマはサロンです」とありました。
文学トンネ社の本の購入も可能だというこのカフェ、本好きな方はぜひお立ち寄りを。
なお、この店の正式名は「カフェコンマ 2ページ」つまり2号店で、1号店は地下鉄6号線「上水駅」近くにあります。