9月には工事中の店舗も多かった「合井メセナポリス」も、営業開始の店が増えてきました。
早々とオープンしていた店舗のひとつが、2階の「kamome」です。
店内に、日本映画「カルメギシッタン(=かもめ食堂)」のポスターが貼られていることから、店主は「フィンランドで日本人女性が開業したオニギリ店」をイメージしてこの店を作ったと思われます。
弘大入口駅近くや、Eマート麻浦孔徳店のフードコートでも同名・同メニューの店を見た気がするので、映画の「かもめ食堂」と異なり、チェーン店のようです。
10月中旬に訪ねてみました。
平日の午前11時まえで、メセナポリス全体がまだ閑散としています。
店の前に出た写真や、メニュー(韓国語)を見て「焼き鮭おにぎり(2500ウォン)」を注文。「店内でお召し上がりですか」と質問されたので、テイクアウト客も多いのでしょう。
テーブル席に座ると、自分の顔のすぐ近くにカウンター席の客の背中&お尻が・・・という、店の構造上の問題(というか、わりと狭い)はありますが、空いている時や、自分がカウンター席に座った時はさほど気にならないでしょう。←私の場合、奥のテーブル席に座った直後に店員くん&店員嬢が奥のカウンター席で食事を始めたので、ちょっと気になって席を移りましたが
さて、待つこと約3分、頂点に焼き鮭の載った大型のおにぎりが出てきました。
鮭はこれだけかと思いきや、ふりかけご飯っぽい本体の中にもかなりの量の鮭が入っています。おにぎりとしては少し高額ですが、大きさと具材の量を考慮すると妥当な価格といえます。
「鮭うどん」という謎なメニューも北欧風(?)ですが、この店でもう一つの驚きに遭遇しました。
漬け物(らっきょ)や水はセルフサービスとの表示を見て「これが水か」とコップの置かれた給湯器のようなものから水を注ごうとしたところ・・・濁ったお茶のようなものが出てきました
給湯器の本体をよく見ると「miso soup」とかいう表示が・・・。具のないミソスープ(←不味くはありません)をコップで飲みながら「うむ、さすが外国の日本食だ」と妙に感心したのでした。
※店内に置かれていた名刺の住所は「麻浦区西橋洞490」とありましたが、これは「弘大店」
あたりの住所ではと思われます・・・。