カフェっぽい外観なのに、じつは韓国料理の定食屋(韓定食ではなく、日本でイメージされる『定食』)という店の多い合井・上水エリア。
駐車場通り近くの「オンダルセム」も、カワイイ外観なのに、メニューはキムチチムや豚肉炒めの定食・・・という店です。
平日の午後2時近くに入ってみました。先客は数組で、席にはわりと余裕があります。
他の方の書き込みに「コンドゥレパプ以外は2人分以上からの注文になるようです」とあるように、一人訪問時に注文可能なのは「コンドゥレパッ(6000ウォン)」一品なので、これを注文。
待つこと約3分。大根葉キムチやキムチチヂミなど、おかずというか漬物数品が運ばれて来てすぐに「コンドゥレパッ」の登場です。
大根葉ご飯の「シレギパッ」と似た外観ですが、 高麗アザミとか朝鮮アザミとか呼ばれる「コンドゥレ(곤드레)」は、いちおう野草で、歯応えと苦味があります。←一年中、韓国全域で食べられる食材ですが、実は「江原道の春の味」だそうです。
コンドゥレパッ、淡白で健康的な味です。そして、この定食のおかずはスープを含め全品が「野菜」です。
体に良さそうな感じですが・・・特筆すべきことは「水キムチ以外のおかずは、全品『辛い系』だった」ということです(いえ、韓国の料理店では珍しい事ではないのですが)。
じつは私は辛い物が苦手で、「大根葉キムチ・・・辛めかな」「キムチのチヂミもわりと辛いかも」「スープはそんなに赤くないし・・・あれ、やっぱり辛い?」と、少し困ってしまいました
他のお客さん達が頼んでいた肉やイカの炒めもの、キムチチムも結構「赤い系」で、こちらも辛そうな雰囲気&匂いだったので、ある程度「辛さ耐性」のある方にオススメの店かもしれませんが、6000ウォンという価格を考慮するとなかなか良好な定食です