「出前のチャジャン麺」よりも少し本格的な雰囲気で中国料理を食べたい気分になり、弘大方面に出かけました。
弘大入口駅から少し離れた延南洞(ヨンナムドン)近辺は、チャイナな外観の中国料理店が立ち並ぶエリアです。
その中でも、ひときわ「真っ赤」な店構えの「梅花」に入ってみました。
店内は、ちょっと派手ながらもケバケバしくない、適度にエキゾチックな雰囲気です。
いろいろ本格的料理もあるのですが、八宝飯(12000ウォン)と牛肉湯麺(7000ウォン)を注文。
社長らしき渋い中年氏は、注文を取りつつ「お客様、日本の方ですね(←でも、韓国語)」と言います。「ど、どうして分かったのですか
」と訊くと「はは、日本に7年ほど住んでいまして」とのこと。
日本でも料理店を開業していたのかと思いましたが、店内の雑誌紹介記事など見るに、じつはこの社長氏、アーティスト系の人のようです。
料理の前に出てきたおつまみ「ピーナッツの水煮」の中華な風味に、美味の予兆を感じます。
じっさい、プリッとしたエビやシャキッとした中国野菜などが入った八宝飯(結構なボリューム)も、食べ応えのある牛肉入りの湯麺も、なかなか「本格派」な味でした。
思わず「揚げ餃子(確か4500ウォン。わりと大きめ)」も追加しましたが、これもイケました。
週末とはいえ、昼食にはかなり遅めの時間でしたが、常時満席でした(空いている円卓の上には『予約席』のプレートが)。
ところで、「こだわりの本格派」系の店は出前をしていない事も多いですが、どうもこの店は出前も実施しているようです。わが家にもう少し近ければ出前も頼めるのに
と惜しみつつ店を出たのでした。