弘大エリアにある、それなりに日本的な味のとんこつラーメン店「和(なごみ)ラーメン」。
移転して、8月中旬に再オープンと聞いていたので「そろそろかな?」と店の前を通ってみました。
新住所らしき場所に行ってみると、モダンな外観の真新しい店の前に、開店祝いらしき観葉植物がたくさん置かれています。
何やらまだ準備中な雰囲気です。そして、店の前と店内にはスタッフらしき男女が数人いるものの、客の姿はありません。「後日出直すか」と思ったのですが、「旧・和ラーメン」で見覚えのある店員くんが「営業しております。どうぞ店内へ」と出てきたので入ってみました。
テーブル上のメニューは、なぜか「うどん・そば」です。しかも「元禄うどん」というロゴ入りです。
「どういうことだ
」と凝固する私に、店員くんは「今日はまだラーメンがなくて、ここにあるメニューのみとなります」と言います。
ラーメンは明日あたりから出すとの説明に「えええええ、やっぱり後日にすれば良かったか
」とも思いましたが、とりあえず「ざるうどん(6000ウォン)」を注文。
客は私ひとりなのに、かなり時間がかかっています。
「お、出てきた」「でも、ざるでなくて丼入り?」と思ったら、店員男女のまかない昼食が先に出てきました。
先に作り始めたのかもとは思いつつ、じっと待つ客の視界内で「いただきまーす」と食事を始める2名に、短気な私は少々イラッとしたりします。しかも、店員くんが丼の中身に給湯器の熱湯を足していたりして「・・・塩辛いスープなのか?」と不安が高まります
ようやく出てきた「ざるうどん」には、写真にある「稲荷ずし、サラダ、漬物」が付いていません。
これは何かと訊くと、マネージャーらしき坊主刈りの中年氏が「稲荷ずしは、今日はまだお出しできません」との回答。
既に「キレる中年
」になりかかった私が「それを事前に知らせることはできなかったのですか。知っていれば別のものを頼んだのですが」と訊ねたところ・・・、
「実は、本日は販売ではなく『試食会』で、全品無料となっております」と、意外な答えが!
「一番高いものを頼めば良かったか」と超セコいことを考えつつ、今までの「イラッと感」は無かったことにして、試食を開始。←じつは「替え玉もどうぞ」と言われ、もう1玉食べました
そして、私が食べている間に数人の客が入ってきました。
麺はコシがある・・・というか少し「硬い」感じ、つゆは黒に近い濃い色で甘みがあり、わりと市販品っぽい感じではありますが、まあ、それなりにうどんです。←残念なのは「天ぷら」系のメニューがないことです。
今日が開店初日らしく、また、目当てのラーメンメニューがなかったので評価は難しいところです。数日~数週間後の落ち着いた頃に再訪してみたいと思っています。
※なお、今日の時点では日本語メニューは無かったのですが、「旧・和ラーメン」にいた長身痩せ型の店員くんに加え「マネージャーっぽい中年氏」も日本語ができます。