大田に来たら、まずこちらに来たいとkorea1さんの投稿を読んで、決めておりました。
中央路駅から少し歩くと、白い大きな教会が見えますので、教会を目印にされると良いと思います。

歩き疲れてクタクタでしたが、お店に入ると、とびっきりの笑顔で迎えて下さいました。
足が痛いので、一番奥のオンドル席に座りました。
笑顔のアジュマが「トルソッパプ2つでいい?」と聞いて下さり、1人前10000W×2を注文しました。
マッコリはありませんが、ハンアリサイズのトンドン酒があるとの事でした。
相方が冷たいビールが飲みたいと言うので、さすがに一人でハンアリは飲めないので、諦めてビールを注文。

バンチャンが次々と運ばれてきて、アジュマが「早く早く、旦那さんに飲ませてあげて」と笑いながらビールを下さいました。
そして、トルソッパプです。
卵黄を入れてまぜてと言われましたので、最初にごはんだけを食べてみて、次に各種ナムルとゴマ油等を混ぜました。一瞬で卵黄が煮えます。
バンチャンのナムルは色んな種類のものが一つ一つ丁寧に作られていると感じました。

ごはんは非常に美味しいので「もしかして、とても良い石を使っているのではないですか?」と聞くと、社長さんが嬉しそうに話をはじめました。
社長さんは、日本に30年住んだそうで、横浜、大阪、門司に住んだ事があるそうです。
その為か、訛りのない日本語で色んな話をして下さり、安心して食事をして、くつろげました。
(大田(百済)のイイ人遭遇7人目)
日本人はサンマが好きだから…ともう一匹サンマをサービスで焼いて下さりました。
相方が、ヌルンジが食べたいと言うと、
「よそは、麦茶やお湯を注ぐかもしれませんが、うちは水を注ぎます」と言うので、
えっ、冷たい水を注いで美味しいのかな?と一瞬思いましたが、
良い石を使っているので、水を注いで3分位たっても全く石の温度が下がらず、熱々の香ばしいヌルンジができました。

〆は店内で作られた手作りのシッケです。
上品なお味で、こちらもまた、非常に美味しかったです。

心底くつろいで、帰ろうとすると、レジに靴下が並んでいたのですが、それは売り物ではなく、
「一つずつサービスします。どうぞ」と靴下を下さいました。
家に帰り、早速靴下を履いてみましたが、上質で、履き心地が最高でした。
丁寧な手作りの料理は、社長さんの人柄がそのまま表れているようなお味でした。

利用時期：2018.05

おー！良いですね。脳味噌のふか～いところで「カッチ♬」とターゲットＯＮしてしまいました。Yuseong◆ さん、korea1 さん ＆ bian さん の御三方の投稿ですから、間違いないです。栗餅とこの御飯、私もいつか必ず

floweryukiさん
こんばんは。
返信を下さり、ありがとうございます。
​Yuseongさん、korea1 さん の次に私の名前が並ぶなんて、恐れ多すぎます。
正直、大田の情報を調べていても、ほぼ​Yuseongさんと、korea1 さんのご投稿でした。
Yuseongさんが見たら、気持ち悪いと思われるかもしれませんが、
旅の間、韓国で一番​Yuseongさんの事を想っているのは、きっと私だろうな…と思いました。
旅の計画中、旅の途中も、大田といえば​Yuseongさんです。
きっと、ここで食べられたんだろうな…とか
ここに来られたのかしら…とか、想わない日はありませんでした。
私は​Yuseongさんとは、数回しかやりとりをした事がありませんし、もちろんどんな方かも知りません。
なのに、心に温かく存在し続ける​Yuseongさんは、本当に素晴らしい方なんだと思います。
話が逸れましたが、こちらのお店は、本当に美味しくて、ゆっくりできて、最高です。
社長さんとの会話も含めて、ぜひ、行かれてみて下さいね。

bian様こんばんは。
満足の食事だったようで良かったです。
また食べに行きたくなりました(^.^)
昨年、ここで美味しい食事と写真の
御主人の人柄に触れて、大田には
良いイメージが残っていました。
ソウルからも比較的行きやすいですし
また遠くないうちに再訪したいと思います。
今回、大田を拠点に公州など近隣都市への
旅をアレンジされて、とても参考になりました。


floweryuki様はじめまして。
名前を出して頂き恐縮です。
floweryuki様の幅広いジャンルの投稿
何時も興味深く拝見し、参考にさせて
頂いております。
今後も楽しみにしていますので
宜しくお願いします（^人^）

korea1さん
こんばんは。
返信を下さり、ありがとうございます。
今回の旅は、大田を拠点に各地をまわったのですが、金海空港を離れてから、一度も日本人に会いませんでした。
初めての所も多く不安だったのですが、このお店に来れば、日本語が流暢な親切な社長さんがいらっしゃると思うだけで、安心できました。
心残りは、トンドン酒を飲めなかった事です。​
もし、飲まれましたら、ぜひ、お味のレポートお願いいたします^^
あと、お写真にありました小豆粥がなかったのですが…(​冬の時期だけなのでしょうか?)
とても居心地の良い、温かいお店でした。

13時頃2名で入店
トルソッパブ2、豆腐トゥルチギ1、ビール2を注文。

トルソッパブは卵焼き、小豆粥に始まり、ジョン、コンチクイ、ナムル盛り合わせが来ます。

釜飯に卵黄とナムル、濃口醤油を多めにかけて
コチュジャンは少しで、と社長からアドバイスがありました。

石焼きピビンバになりますが、醤油多めなので
辛さが無く、素材の味が楽しめます。

ナムルはどれも自然な味がしました。
食材の原産地表が全て国内産でしたので
その影響でしょうか。

豆腐トゥルチギは、見た目と違い辛さ控えめで
固めの豆腐と、ご飯にかけたくなる汁が
とても美味しいです。

最後にシッケを出してもらい大満足の
昼食でした。

社長は横浜に住んだ事があるそうで
日本語流暢でした。
地下鉄中央路駅から徒歩5分くらいです。

アンニョンハセヨ、コネストです。
貴重な情報をお寄せいただきありがとうございます。
確認しましたところ、日本語が可能なスタッフがいるとのことで
至急記事を更新いたしました。
よろしくお願いいたします。

仕事や旅行で日本から大田広域市を「ひとりで」訪問される方は結構いる
かと思います。

外食も、一人分だと色々制限が･･･というのはよくある話ですが、地下鉄
「中央路」駅近くの古い市街地にある「貴賓トルソッパッ」は、全州式の
釜飯定食を一人分から注文できる貴重な店です。

私は今回（12月中旬）は二名で訪問しましたが、店内には複数の現地人
「ひとり客」がいました。

店内には「もち米ドンドン酒　6000ウォン」といった貼り紙があり、
酒類を注文する客の要望にこたえて豆腐とユッケもありますが、
料理は「釜飯定食（8000ウォン）」一本です。

定食を注文すると、すぐに塩味のアズキ粥と白い卵焼き、卵黄とチヂミが
前菜のように出てきます。
卵黄は、そのまま食べるのではなく、釜飯の上にのせるためのものです。

その数分後（結構速いです）に、どどどっと小皿が運ばれてきます。
「全州式」と名乗るだけあって、野菜中心で、皿数がテーブル一杯になる
ほど多く、しかもそれぞれ異なる味付けがされています。

この野菜中心のパンチャンを釜飯（実は石焼ビビンバに近い）にのせて、
卓上のコチュジャンを加え、卵黄と共に混ぜて食べる人が多いようです。
辛いものやコチュジャンが苦手な人は、チヂミと一緒に出てきた醤油を
味付けに使うのも良いかもしれません。

釜飯には黒米、数種の豆、日によってはカボチャや銀杏などが入っており、
色彩的には地味ですが、とても健康的な味です。

食後に出てくる冷たい「シッケ」は、甘いながらもあっさり美味です。

約30年前に創業したこの店、店主は全羅北道出身（それで『全州式』かと
納得）で、大田市の店が皆プラスチック製のパンチャン皿を使っていた頃に
陶磁器皿使用を貫いた「こだわりの店」としても知られています。

「全州式」料理は郷土料理ではないはずですが、なぜか店の入口には
「祝　大田広域市代表飲食店　選定」という垂れ幕が。
すでに長年、「わが街の店」として地元の人に愛されているのでしょう。

注）大田広域市西区万年洞には、この店の経営者が2009年頃オープンした
　　まったく同名の店「貴賓トルソッパッ」があります。
　「2号店」とか「万年洞店」とかいう表示はないので、もし大田市内で誰かに
　「貴賓トルソッパッで会おう」と言われたら、「中央路駅前」か「KBSの近く」か
　確認して下さいね・・・。