先月（2015年５月）上旬、ソウル西部のデジタルメディアシティーにある「M netスタジオ」や「DMC広報館」の向かいに、「釜山アジメクッパ」というチェーン店のテジクッパ屋がオープンしました。

「スンデクッパ、ヘジャンクッなどの庶民食は、ピカピカのチェーン店よりも古びた個人店の方が美味」という偏見から、しばらくスルーしていたのですが、それなりに客が入っているようなので、先週末の晩に入ってみました。

２人で「スンデクッパ」、豚肉薄切り入り「アジメクッパ」（各7000ウォン）と、「皿マンドゥ（4000ウォン）」を注文。最初にキムチ類、５分以内にマンドゥ、その後さらに２～３分でクッパ２品が出てきました。
スープに塩味は殆ど付いていませんが、卓上の調味料はエゴマ粉だけで、塩もセウチョッ（アミ塩辛）も無いように見えます。「あの～、セウチョッは」と訊いてみたら、小皿入りで２つ出てきました。

癖のない白スープで、私が食べた「アジメクッパ」は、肉がもう少し厚切りでも良いかも・・・という気はしましたが、それなりに美味でした。連れが注文の「スンデクッパ」も、まあそれなりとの事でした。

子連れ客が多いのか、入口前には無料サービスのジュース、レジには数種類のお菓子が並んでいました。←お菓子の中に「コグマ名家」の干し芋があったのが少し謎の品揃えです。

放送局ビルの並ぶこの一帯は、飲食店というと洋食やファーストフード、カフェが多い印象ですが、韓食の店もそれなりにあるようです。もう少し暑くなったら、この店の釜山式小麦粉冷麺「ミルミョン」も試してみたいものです。