官庁・オフィスがひしめく光化門中心部から徒歩3分ほどの場所にある「慶煕宮の朝」は、カフェ「seesaw」や麺・どんぶりの「SABAL」など、なかなか優秀な飲食店が入居しているオフィス＆レジデンスビルです。

これらの飲食店は、もちろん住民＆勤務者以外も利用可能です。
「seesaw」の近くにある「나무사이로（ナムサイロ）」も人気のカフェで、平日の昼には会社員風の男女（意外に中年男性が多い）で外のテーブル席までいっぱいです。

都心のオフィス街にありながら「ナムサイロ（木の間へ、森の中へ）」という名前のこの店、木のテーブルや座席のクッション、木製のケーキ皿に白＆茶色のコーヒーカップ・・・と、ちょっと絵本のクマやウサギの家のようなインテリアです。

日替わりコーヒーらしき「ナムコーヒー（5000ウォン）」とチーズケーキ（これも5000ウォン）、人気メニューらしき「手製ヨーグルト（6000ウォン。蜂蜜付き）」を注文。

ケーキやドリンクボトルのケース、販売用のコーヒー豆などが並ぶ売場兼イートインスペースで注文しつつ「満席か」「テイクアウトせざるを得ないか」と思ったら、廊下というか通路を隔てた（オフィスビルの構造上、こうなっていると思われます）「奥の間」っぽい空間もこの店の座席と判明。ただ、私が連れ1名と入った12時30分ごろはほとんど空席だったこの「奥の間空間」、約5分後には100％満席になりました。どうやら、「昼食後のコーヒー」という人たちのようです。

注文の3品は、いずれも「癒し系」というかスローフードというか、食べるとほっと落ち着く感じの味でした。忙しい勤務の合間にひと息つくのに良さそうですが、慶煕宮や景福宮など回った後にも便利な場所なので、旅行で来られた方もぜひ