「タッパル」とは、鶏の足をぶつ切りにして、唐辛子ベースの調味料で味付けした料理。見た目は少々グロテスクですが身はぷりっと弾力があり、軟骨も丸ごとぺろり。コラーゲンたっぷりで、女性ファンが多いメニューです。現地の韓国人でも、うなるほどの激辛味で、韓国焼酎のつまみとしても親しまれています。 |
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「タッパル」が食べられるところとしては、繁華街でも2~3件は専門店があり、学生街でもよくタッパル専門店を見かけるほか、飲み屋屋台メニューのおつまみメニューとしても登場します。また、少し意外な場所では「新堂洞トッポッキタウン」の多くの店でサイドメニューとしても食べられます。 |
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日本の料理「手羽先」を辛くしたもの、と一部で紹介されたりもしますが、部位が異なります。手羽先は鶏の羽を使い、同様の部位は韓国語で「タンナルゲ(닭날개)」と呼ばれます。
「タッパル(닭발)」は韓国語の通り、鶏(タッ)の足(パル)の部分を使ったもので、鶏の足首から下の部分をコチュジャン、粉唐辛子、水飴などのヤンニョム(タレ)で辛く味付け。炒めたり、焼肉のように網で焼いたりして食べます。 焼酎のつまみにも |
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<タッパルの食べ方>
一般的にタッパルには骨付きで、硬い骨が少しずつ付いています。お店によっては、骨付きタッパルは「ピョタッパル(뼈닭발)」と呼ばれる一方、骨なしタッパルは「ムピョタッパル(무뼈닭발)」と呼ばれ、柔らかい食感が人気です。食べるときのポイントは、足の先のほうから、関節ごとに少しずつむしって食べること。 |
激辛料理の箸休めには、チュモッパッと呼ばれるミニサイズのおにぎりをサイドメニューとして注文するのが定番。訪問客が自ら手のひらの上で小さく握って食べます。 |
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よく混ぜて |
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ひとくちサイズに丸める |
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